動物病院と飼い主さんを結ぶコミュニケーションサイト





上手なほめ方 間違った叱り方 良い行動に導く 号令について リーダーを決めよう 全国しつけ教室情報

050
リーダーを決めよう!
 

犬と暮らすうえで、避けて通れないしつけ。人間社会のルールやマナーをきちんと教えてあげましょう。まず、飼い主が犬のことをよく知って、犬が自分から進んでしつけに参加してくるような環境をつくることです。

      参考文献『テリー先生の犬のしつけ方教室』テリー・ライアン著
             
  ■犬はリーダーを求めている
 

犬はフレンドリーな動物ですが、いつでも、誰に対してもフレンドリーというわけではありません。犬には、先祖であるオオカミの習性が残っています。なかでも特徴的なのが「群れで生活する」ということ。つまり犬は、一緒に暮らす家族を群れと見なし、そこに信頼できるリーダーを求めているのです。信頼できるリーダーがいれば、犬は喜んで命令に従います。リーダーにほめてもらうこと、認めてもらうことが、犬にとって大きな喜びになり、生きがいになります。たまに「しつけなんて、かわいそう」「好きなようにさせてあげたい」と言う人がいますが、犬にとってはリーダーがいないことや、放っておかれることの方がよっぽどかわいそうなこと。飼い主はためらわずリーダーになり、堂々と指示を出しましょう。

             
  ■家族の中でルールを決めよう
 

家族でよく話し合って「犬にさせないこと」を決めておきましょう。たとえば、
ソファに上がらせないと決めたら、家族全員がそれを守ること。ひとりでも「上がってもいいよ」という人がいると、犬は混乱します。大切なことは、良いことと悪いことの区別をはっきりさせ、家族みんなが一貫した態度で臨むことです。
犬に対して使う言葉も、できるだけ統一したいもの。犬は、たくさんの言葉を覚えることはできませんが、賢い動物ですから、限られた言葉ならちゃんと理解してくれます。犬が理解しやすいように言葉を選んであげることが、飼い主の思いやりです。

 

  ・ほめるとき…ヨシヨシ・グッド・イイコ・オリコウ
・叱るとき…ダメ・イケナイ・ノー
・その場で待たせるとき…マテ・ステイ・ウェイト
・呼び寄せるとき…コイ・オイデ・カム
・座らせるとき…オスワリ・シット
・ついて歩かせるとき…ヒール・ツケ・アトへ
                 
 
   
●ごほうびに食べ物を使うなら塩分とカロリーに注意!
犬が良い行動をとった時にごほうびを与えることで、犬は良い行動を繰り返し行うようになります。JAHAの家庭犬しつけインストラクターは、主としてこの方法を用います。ごほうびには、ほめる・撫でる・食べ物をあげる・おもちゃで遊ぶなどいろいろあります。効果的なしつけには、犬が喜ぶごほうびを見つける必要があります。食べ物を用いるのは、とても効果的ですが、塩分や脂肪分の多いものなどは避け、量もトータルで一日の食事カロリーの10%以内にしましょう。  
  もみの木動物病院 獣医師
JAHA認定
しつけインストラクター

村田 香織
     

Copyright (c) 2006 株式会社アート・ビジネス