犬は、群れの中で、自分がどの順位にいるかを意識しています。自分より上の者に対してはとても従順ですが、自分より下の者の言うことは聞きません。下の者が強く命令すると、怒って攻撃してくることもあります。人と犬が仲良く暮らすには、折に触れ、犬に「人が上であること」「犬は家族の誰よりも下であること」を教えることが大切。また、教えたあとも、その順位を混乱させないよう「いつも人が優先の暮らし」を心がけたいものです。たとえば食事。もし食事の時間帯が重なるようなら、犬には待ってもらい、人が先に食べましょう。「おなかが空いてかわいそう」と犬に先に食事をさせたり「食べたそうにしているから」と食事の途中で食べ物を分け与えたりすると、順位の混乱につながることがあるので気をつけて。同じように部屋の出入り、玄関の出入り、車の乗り降りなども、すべて人が優先です。通路に犬が寝そべっていたら、またいだりよけたりせず、犬をどかせて通りましょう。
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