パピ/パピヨン/14歳/雌/未避妊/3kg 2008/6/6
パピちゃんの飼い主さんからだけでなく、よく同じようなお問い合わせがあります。
高齢になったワンちゃんたちが、病気が出てきたり、体が弱っていくのを面倒見てあげるのは大変なことですね。いろいろとご心配になられるのは当然かと思います。
狂犬病の予防注射に関しては法律上接種しなければならないと定められている注射です。わが国で使われているものは不活化ワクチンで、基本的には副作用の出る可能性が生ワクチンに比べ少ないと言われております。
ジステンパーなどの混合ワクチンに含まれる病気は、ワンちゃんが外に出なくても飼い主さんがウイルスを持って帰り、罹ってしまう可能性があります。また、高齢になることにより抵抗力が低下し、かかり易くなってしまうこともあり、混合ワクチンは必要かと思います。 基本的には副作用が出るかどうかは体質に負うことが多く、それほど気になさることはないとは思いますが、かかりつけの獣医さんとご相談の上、狂犬病の予防注射の接種が困難であれば、猶予証明書を発行してもらう、混合ワクチンに関しては室内飼育ではかかる可能性の低い病気、たとえばレプトスピラの入っていないような種類の少ない混合ワクチンにするなど、対処していただくということも可能であると思います。以上のようなことを参考にしていただき、ご検討していただいてはいかがでしょうか。
JAHA外科認定医 菅野信二先生 (兵庫県・南が丘動物病院)