プリンちゃんの毛色について「アルビノ系のサイアミーズ遺伝子を持つシャムのブルーポイント」と判断されておられます。人間の白目に当たる部分が青いとのことですが、瞳の周りの虹彩の部分はいかがでしょうか?光の入力を調整しているシャッターの部分です。
この虹彩が青ければ「アルビノ系のサイアミーズ遺伝子を持つシャムのブルーポイント」ということになるかと思います。2〜3歳までは虹彩の色も変化することがあるようです。
完全なアルビノであれば、すべての色素がなく、マウスのように目も赤いはずです。
したがって複合して現れると言うことはないと思います。白い毛だからアルビノというわけではありません。
「アルビノ系・・・」とあるように虹彩が青いのであれば、それはアルビノのように色素が薄いためですから紫外線による失明のリスクはあるかと思います。
しかし、問題は別なところにあるのではないでしょうか?
まず、室内外を自由に行き来できるような飼育形態を「紫外線から目を守るため」に室内飼育にしたとのことですが、心配するところはそこですか?
伝染病の心配はなさらないのでしょうか?予防注射で防げる病気もありますが、
猫エイズや猫伝染性腹膜炎は、予防注射がありません。大丈夫なのでしょうか?
相手が伝染病をもっているかどうかもわからずに交尾して、感染の心配はないのですか?
今や日本国中どこに行っても車が走っています。交通事故の心配はしなくていいのですか?不妊手術をしなければ、発情もします。室内飼いによるストレスはないのでしょうか?
なぜ不妊手術がそんなにいやなのでしょうか?
不妊手術の是非については、いろいろな意見があります。否定的な方は、決まって「自然がいいから」とおっしゃいます。しかし、「飼う」という行為は不自然なのです。「自然に飼う」という言葉は矛盾しています。「自然」に「飼う」ことはできないのです。不自然な行為を始めてしまった以上、人間にはその猫に対する責任が生まれます。純血種の交配など明確な目的、管理技術を持たないのであれば、不妊手術は、むしろ飼い主様の責任であり義務であると私は考えています。したがって、遺伝学的な資質に関わらず、プリンちゃんも子猫たちも室内飼いをし、それを快適にするためにも不妊手術は必須であるというのが答えです。
JAHA外科認定医 林真人先生
(大阪府・はやし動物病院)
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